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ハプログループD-M64.1 (Y染色体) : ミニ英和和英辞書
ハプログループD-M64.1 (Y染色体)[はぷろぐるーぷ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
染色 : [せんしょく]
  1. (n,vs) staining 2. stain 3. dyeing 
染色体 : [せんしょくたい]
 【名詞】 1. chromosome 
: [しきさい, いろ]
 【名詞】 1. (1) colour 2. color 3. (2) sensuality 4. lust 

ハプログループD-M64.1 (Y染色体) ( リダイレクト:ハプログループD1b (Y染色体) ) : ウィキペディア日本語版
ハプログループD1b (Y染色体)[はぷろぐるーぷ]
ハプログループD-M64.1 (Y染色体)(ハプログループD-M64.1 (Yせんしょくたい)、)とは、分子人類学で用いられる、人類Y染色体ハプログループ(単倍群)の分類のうち、ハプログループDのサブクレード(細分岐)の一つで、「M64.1」〔D1bを特徴づける変異(遺伝子マーカー)は、M55, M57, M64.1, M179, P37.1, P41.1, P190, 12f2bと多数見つかっている。これらの各変異は相前後して発生し、変異が起きなかった系統は廃れたと考えられる。〕の子孫の系統である。3万年ほど前に日本列島で誕生したと考えられ、現在日本人の3割ないし4割〔Hammer等(2006)によれば34.8%、野中・水口(2006)によれば39.2%、水野等(2010)によれば32.8%〕がこのハプログループに属している。従来はハプログループD2と系統名称で呼ばれていたが、2014年5月23日、ISOGGの系統樹が更新されたことにより、本項目で語られている内容の系統名称はハプログループD1bと改訂されている。
== 概略 ==
ハプログループD1b(D-M64.1)は、日本列島で観察される。日本人の約32%〔YOUICHI SATO, TOSHIKATSU SHINKA, ASHRAF A. EWIS, AIKO YAMAUCHI, TERUAKI IWAMOTO, YUTAKA NAKAHORI of genetic variation in the Y chromosome of modern Japanese males. 〕にみられ、アイヌの80%以上〔Atsushi Tajima et al. (March 2, 2004). "Genetic origins of the Ainu inferred from combined DNA analyses of maternal and paternal lineages". Journal of Human Genetics 49 (4): 187–193. doi:10.1007/s10038-004-0131-x. OCLC 110247689. PMID 14997363.〕もこれに属する。沖縄奄美大島や日本全土で大多数を占める。ハプログループD1bは、日本で誕生してから3.8-3.7万年ほど経過していると考えられている〔Shi, Hong; Zhong, Hua; Peng, Yi; Dong, Yong-li; Qi, Xue-bin; Zhang, Feng; Liu, Lu-Fang; Tan, Si-jie; Ma, Runlin Z; Xiao, Chun-Jie; Wells, R Spencer; Jin, Li; Su, Bing (October 29, 2008). "Y chromosome evidence of earliest modern human settlement in East Asia and multiple origins of Tibetan and Japanese populations". BMC Biology (BioMed Central) 6: 45. doi:10.1186/1741-7007-6-45. PMC 2605740. PMID 18959782. Retrieved November 21, 2010. 〕。
他のハプログループDのサブクレードとは数万年の隔絶がある。東アジアの他地域ではD1bの姉妹型D1aチベット人の最大49%、ヤオ族の30%観察される。さらにD1の姉妹型のD2が台湾フィリピンマクタン島で見つかっている。D1にもD2にも属さないD
*はアンダマン諸島南部で100%〔Kumarasamy Thangaraj, Lalji Singh, Alla G. Reddy, V.Raghavendra Rao, Subhash C. Sehgal, Peter A. Underhill, Melanie Pierson, Ian G. Frame, Erika Hagelberg(2003);Genetic Affinities of the Andaman Islanders, a Vanishing Human Population ;Current Biology Volume 13, Issue 2, 21 January 2003, Pages 86–93 doi:10.1016/S0960-9822(02)01336-2〕を占め、マリアナ諸島グアム島で島民の17%にみられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ハプログループD1b (Y染色体)」の詳細全文を読む




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